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豆乳ダイエットで生理が遅れる?原因は?生理不順の対処法は?
生理前の暴飲暴食を防ぎ、生理前のため込みを防いでくれるといわれる生理前豆乳ダイエット。
ダイエット効果を感じている人もいれば、生理が遅れてしまい困っている人もいるようです。
生理が遅れたのはたまたまなのでしょうか、それとも豆乳による作用なのでしょうか。
今回は豆乳と生理との関係についてお伝えします。
豆乳ダイエットで生理が遅れることがある?
豆乳に生理周期を乱すような作用があるなどとの研究結果は今のところありません。
ですが、下記のような口コミがたくさんあります。
生理前豆乳で生理遅れる口コミ
生理前豆乳ダイエットで友達が痩せたので自分もやってみようと思い、生理予定日1週間前から豆乳を飲み始めました。一昨日が生理予定日だったのですがまだきません。妊娠の可能性はないと思うのですが、今まで生理が遅れることはなかったので豆乳を疑ってしまいます
豆乳を飲むと生理が来ないのは私だけ?豆乳を1日1本200ml飲んでいます。今も2か月来ていません。これは合わないからやめた方がいいのでしょうか?
大豆食品が体にいいと聞き、1ヶ月前から豆乳や豆腐を意識して取るようにしています。今生理前なのですがPMSの症状もなく体になってるのかと思ったら、生理が来ないんです…
ここ1週間くらい毎日コップ1杯の豆乳を飲んでいました。無調整豆乳です。そうしたら、いつも30日でピッタリ来る生理が7日も遅れました。PMSが長く続くだけで、私にはいいことなかったです。
毎月の周期のズレはほとんどなかったのに、豆乳を飲んだ時は2回とも遅れました。生理前の症状はいつも通りあったのでなんでこないんだろうと不思議でした。しかも生理の症状もいつもより重くて…順調な人は飲まなくていいんじゃないかとと思います
その逆で生理不順だった人が、豆乳を飲むことで整った人もいます。
豆乳で生理不順やPMSの症状ががよくなった人の口コミ
来たり来なかったりの生理不順でしたが、豆乳を飲み始めて周期が安定するようになりました。生理痛も軽くなりました。
PMSに豆乳が良いと聞いて飲むようになりました。生理前の症状が軽くなった気がしますし、生理周期も飲んでいるときは毎月同じタイミングできます。でも飲まなくなると大幅に遅れる時があります
なぜ人によって生理が遅れてしまったり、生理周期が整ったりするのでしょうか。
豆乳で生理が遅れる原因は?
豆乳による生理の影響については科学的な根拠はないと言われています。
しかし豆乳に含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモンによく似た働きをするとされており、この大豆イソフラボンが影響している可能性があると考えられます。
そのため、まずは大豆イソフラボンの過剰摂取になっていないか気をつけましょう。
内閣府の食品安全委員会は、大豆イソフラボンの安全な摂取目安量の上限値をアグリコン換算※で70~75mgと定めています。
※アグリコン換算とは、大豆イソフラボンを体内の吸収量に換算した数値です。
豆乳のイソフラボンは糖と結合していますが、体内ではイソフラボンと糖が分離されて吸収されるためアグリコン換算すると数値は約6割になります。
調整豆乳より、イソフラボン含有量の多い無調整豆乳はどのくらい入っているのかというと、 200mlあたり約50mg、アグリコン換算すると約30mgになります。
無調整豆乳なら400ml飲んでも上限には届きません。
ただし豆乳以外の大豆食品にも大豆イソフラボンが含まれているため、1日あたりの豆乳を飲む量は200mlぐらいがよいでしょう。
豆乳の摂取量が基準値以内なら問題ない?
大豆イソフラボンの摂取量が基準値以内なら問題ないかといえば、体質によっては基準値内でもホルモンバランスに影響する場合があります。
女性が一生のうちに分泌する女性ホルモンの総量は、スプーン1杯程度です。
1ヶ月あたりだと、本当にわずかな量になります。
この微妙なさじ加減で生理周期が乱れたり整ったりしているのですから、女性ホルモンに似た働きをする大豆イソフラボンを飲むことで影響が出ても不思議ではありませんね。
豆乳で生理不順?そのときの対処方法!
豆乳が原因で生理が遅れるような気がする、もしかして生理不順かもしれない。
そんなときはどうすれば良いのでしょうか?
対処法をご紹介します。
豆乳を飲むのをやめてみる
すぐにできる対処法としては、豆乳飲むのをやめてみることです。
豆乳は確かに栄養が豊富な飲み物ですが、豆乳を飲まなくても他の食品で栄養を補えばよいのです。
自分の体質に合わないなと思ったら、一旦止めて様子をみましょう。
無理なダイエットはしない
急激なダイエットによって生理が止まってしまうことがあります。
私の友人もダイエットにはまってしまい、数年間生理が来なかったといいます。
いったん生理がこなくなるとまた元のペースに戻すためには、通院が必要だったり時間がかかることもあります。
また急激なダイエットはリバウンドのリスクも高まるため、ダイエットはゆっくりと行いましょう。
ストレスを溜めない
ストレスによって生理周期が乱れることもあります。
環境の変化などによって知らないうちにストレスが溜まっている事はよくあります。
ダイエットしなければという気持ちがストレスになることもありますよね。
無理をするダイエットは長続きしませんので、ストレスを溜めない自分に合った方法で行いましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
イソフラボンの効果についてはまだわかっていないことが多くあり、体調に良い効果を感じる人もいればその反対の人もいます。
自分の体のことは自分で守らなければいけません。
少しの体調の変化をそのままにせず、気になることがあれば婦人科を受診するなど自分でメンテナンスしていきましょう。