チアシードとヨーグルト そのまま入れるなら時間は？水で戻した方がいい？

オメガ３脂肪酸パワーと豊富な食物繊維で、再注目されているチアシード。
ヨーグルトに加えて食べる方が多いのですが、間違った食べ方、危険な食べ方をしている人が気になります。
ヨーグルトにチアシードを加える場合は、そのまま直接入れてよいのでしょうか？
それとも水に戻した方が良いのでしょうか？
今回はチアシードをヨーグルトで食べる食べ方についてお伝えします。

チアシードをヨーグルトにそのまま直接入れてもいいの？

朝食にヨーグルトにパラパラとチアシードをかけてそのまま食べている人も多いのではないでしょうか？
この食べ方は人によっては便秘を引き起こすおすすめできない食べ方です。

チアシードはヨーグルトでは膨らまない？

チアシードは酸性の液体や低温状態ではなかなか10倍まで膨らみません。
冷蔵庫でよく冷やされた酸性のヨーグルトは、膨らまない条件を満たしています。

かといって、常温のヨーグルトはあまり美味しくないですし、電子レンジで温めるとオメガ３脂肪酸が壊れてしまう可能性もあります。

チアシードヨーグルトで便秘に？

チアシードには食物繊維が豊富で、チアシード大さじ1杯で一日に必要な食物繊維の約5分の1を摂取することができます。
そのためチアシードでお通じが良くなり便秘が解消したという声もよく聞きます。

ただしチアシードをよく戻さずに食べてしまった場合は逆効果になることも！
膨らまない状態のチアシードは腸で水分を吸収して、便の水分まで奪ってしまい、カチカチの便になって逆に便秘になってしまう人もいるのです。

また消化も悪いので、胃腸の弱い方は特に注意した方がいいですね。
チアシードを直接ヨーグルトに入れて食べる場合は、プチプチの種をよく噛み砕いて食べましょう。

チアシードをヨーグルトに直接入れる 時間はどのくらい？

常温の水にチアシードを加えると、10分ほどでブラックチアシードは約10倍、ホワイトチアシードは約14倍に膨らむとされています。（気温にもよります）

ではヨーグルトにチアシードを加えた場合はどのくらいの時間を置けばよいのでしょうか？

チアシードをヨーグルトで戻す時間は？

チアシードをヨーグルトに加える場合、数時間はかかると思ってください。
なので、朝食にチアシードヨーグルト食べたい場合は、夜のうちに作っておき朝食べると良いでしょう。
私は毎日作るの忘れてしまうので、ヨーグルトを購入したらすぐにチアシードを加えて作り置きにしておき、数回に分けて食べるようにしています。

チアシードとヨーグルトの分量や割合

わかりやすい割合を紹介します。
私は、ヨーグルト１パック（400ｇ）の場合、大さじ2（30ｇ）のチアシードを加えています。
ヨーグルトのパックをそのまま使い、チアシートを加えて混ぜるだけです。

数時間、冷蔵庫で放置し、食べたい時に少量ずつ別の器に取り出していただきます。
通常のヨーグルトと同じく、数日以内に食べきってくださいね。

チアシードとヨーグルト 水で戻す方法は？

「前の晩に作るのを忘れてしまった」「すぐに食べたい」という時もありますよね。
時間がないときは常温の水で戻すのが早いです。
（10分で約10倍に膨らみます）

ただし、水で戻したチアシートをヨーグルトに加えると水っぽくなり、味が薄くなってしまいます。
その場合、10倍の水で戻すのではなく、5～7倍の水で戻し、固めのゼリー状にする方法にしても◎

もしくは100％のりんごジュースなどで、戻すと本当にゼリーのようになって美味しいですよ。

おわりに

チアシードの真ん中種の部分は、イチゴの種みたいなプチプチの食感ですが、特に強い味はありません。
そのためヨーグルトに味をつけたい場合は、レーズン、マンゴー、プルーン、パイナップルなどのドライフルーツなどを加えたり、バナナでボリュームを出したりして食べる人が多いようです。

私のおすすめは冷凍のブルーベリー＆ブルーベリージャムです。
ダイエット的にはジャムを入れすぎないようにしてくださいね。