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食べ順ダイエットは効果なし!?痩せない理由と注意点はこちら!

      2015/10/21

「 1週間で1.5キロ減」「 3ヶ月で10キロ減」など驚くべき効果が報告されている食べ順ダイエットですが、「効果を感じられない」「全く痩せない」という方も。
食べ順ダイエットで効果が出ていない理由と食べ順ダイエットを実践する際の注意点についてお伝えします。

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食べ順ダイエットは効果なし!?

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野菜→たんぱく質→炭水化物の順番で食事をする食べる順番ダイエット。

私の知り合いも食べ順ダイエットをはじめ、一時は痩せたように見えましたが、現在では元の体型に戻っています。
食べ順は野菜からをきちんと守っているのに…です。

なぜ、食べ順ダイエットで痩せないのでしょうか。

食べ順ダイエットで痩せない理由

まずは、食べ順ダイエットで痩せる仕組みについておさらいです。

食べ順ダイエットで痩せる理由

血糖値の上昇が緩やかになる

食べ順ダイエットでは、食物繊維を多く含むはもの野菜などを1番に食べます。
食物繊維を多く取ることで、食後の血糖値の上昇が緩やかになります。
血糖値の上昇が緩やかになると、肥満ホルモンと言われるインスリンの分泌を抑え、食べたものが脂肪になりにくくなります。

炭水化物の摂り過ぎを防ぐ

食べ順ダイエットでは、炭水化物を1番最後に食べることもポイントの1つです。
炭水化物を最後に食べることで血糖値の上昇を緩やかにします。
また、白米などそれだけで大量に食べることは難しいですし、ご飯を食べる前に野菜や肉魚でお腹がいっぱいになっている状態なので、炭水化物の摂り過ぎを防ぎます。

ダイエットのストレスがない

食べ順ダイエットは、カロリー制限ダイエットや糖質制限ダイエットのように細かい計算が必要ありません。
どのタイミングでもいつでも始めることができます。
また、手軽でお金もかからないので、慣れるとダイエットをしている感覚がなくなります。
結果、気がついたらやせているという人が多いようです。

食べ順ダイエットで痩せない理由

食べ順ダイエットで痩せない人には特徴があります。

早食い&咀嚼回数が少ない

通常、葉物野菜など野菜から食べることで咀嚼(そしゃく)回数が増え、ごはんを食べる頃にはある程度お腹がいっぱいになるはず。
ですが、早食いの人は満腹を感じる前に食べきってしまいます。
そのため、食後も甘いデザートが食べたくなったり、スナック菓子が食べたくなったりします。

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また早食いの人の場合、野菜から食べても、食物繊維→炭水化物にいくまでの時間が短いため、血糖値の上昇を緩やかにする効果も限定的だと考えられます。

間食、夜食を食べてしまう

血糖値が急激に上昇すると、血糖値が下がる時にも空腹を強く感じます。
食事の間におやつなどの間食を食べてしまったり、夜食にラーメンを食べたくなったりします。

炭水化物の量が減っていない

食べ順ダイエットはただ食べ順を変えるだけではなく、炭水化物の量減らすのも大きなポイントでした。
その炭水化物の量が同じであれば、血糖値の上昇が緩やかでも大きな効果は得られません。

食べ順ダイエットができない食事が多い

食べ順ダイエットは何でも食べて良いダイエットだと思われがちですが、食べてはいけない食べ物があります。
それは食べ順ができない食べ物です。

牛丼、カツ丼、カレーライス、チャーハン、ラーメン、うどん、そば、焼きそば、お好み焼きなど一品料理で先に野菜が食べられないものは、食べ順ダイエットには向いていません。

サラダやスープがついていれば、多少食べ順をしたことにはなるかもしれませんが、期待するような効果は出にくいでしょう。

食べ順ダイエットの注意点

上記を踏まえ、食べ順ダイエットで痩せるための注意点はこちらです。

・咀嚼回数を増やす(1口30回以上)
・ゆっくり食事をする(20分以上かけて食事)
・炭水化物の量を減らす
・物足りないと思っても20分は我慢してみる

また、野菜を食べるときはドレッシングの糖質にも注意してください。
市販のドレッシングには意外と糖質が多く、サラダを先に食べても糖質を先に摂取していることになってしまいます。

また、味噌汁の味噌は植物性たんぱく質です。そのため、味噌汁は1番先ではなく、先に糖質の少ない具を食べ、後から汁を飲むようにすると良いでしょう。

ちなみに、朝忙しいからといって野菜を野菜ジュースで代用するとこちらも糖質が多いので注意してくださいね。

まとめ

繰り返しになりますが、食べ順ダイエットは食べる順番を変えるだけで簡単に痩せられるダイエットではありません。
糖質の少ない野菜から食べ血糖値の上昇を緩やかにし、時間をかけて食べることで満腹感を得て、最後に炭水化物を食べることで糖質のトータル摂取量を減らします。
また、ダイエット中は食べ順ができない丼ぶりや麺類は控えるようにしてくださいね。

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