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MEC食で便秘になる?便秘の原因と5つの対策を紹介!
MEC食を始めたら、便の回数が減って量も少なくなったみたい。
これって便秘かも?
とお悩みのあなたへ、 MEC食と便秘との関係や、便秘対策についてお伝えします。
MEC食で便秘になる?
MEC食の基本は肉卵チーズの3つをしっかり食べるということ。
糖質制限のように食物繊維をたくさん摂ることが推奨されていないので便秘にならないか心配になりますよね。
結論から言えばMEC食では食物繊維は摂り過ぎないのが正しいやり方。
全く食べてはいけないと禁止するわけではありませんが、食物繊維は人の体の中で消化できないものなので食べ過ぎに注意しようというのがMEC食の考え方でで、実際に軟便や下痢気味になる人も多いです。
MEC食で便秘になった理由と対策
すべての人が軟便になるわけではなく、 MEC食で便秘になってしまう人もいます。
MEC食で便秘になってしまう原因と対策はこちらです。
MEC食で便秘になってしまう原因
食物繊維の摂りすぎ
前述した通り食物繊維をたくさん摂取していませんか?
食物繊維は体の中で消化できないので、腸内でカチカチに固まってしまい便が出にくくなる場合があります。
コロコロとした固い便や痛みがある場合は、野菜の摂取を控えることをオススメします。
咀嚼が少ない
MEC食ではカムカム30が合言葉ですが、しっかり咀嚼(そしゃく)できていますか?
30回噛めば良いのだ!と思って、大口で食べるのはNG!
小さめのひとくちで30回なので、ひとくちが大きい人はさらによく噛んで食べるようにしましょう。
摂取量が少ない
肉200g、卵3個、チーズ120gの基本のベース量はクリアできていますか?
人によってはこれだけでは足りない場合があります。
また、カマンベールチーズの外側の白い部分が消化されにくく便秘を引き起こすとも言われています。
心当たりのある場合は、しばらくカマンベール以外のチーズを食べてみてください。
腸内環境が変化している過渡期
MEC食で便秘になるのは始めてすぐのタイミングが1番多いと言われています。
今までの食生活をガラッと変えるので、腸内細菌の種類も変わります。
腸内細菌の入れ替わりには最低3ヶ月はかかるので、その時期なのかもしれません。
腸内環境が整うまでについて、人によっては半年~1年かかる場合もあります。
MEC食で便秘になったときの対策
腸内環境が変化している時ということがわかっても、お腹がずっとパンパンの状態では困りますよね。
MEC食で便秘になってしまったときの対策を紹介します。
脂の摂取量を増やす
脂抜きダイエットされていた方にはびっくりされるかもしれませんが、油を摂取することで腸内での便の滑りをスムーズにします。
また脂はたくさん摂り過ぎた場合は、排泄されるので多めに取っても問題ありません。
ラード
バター
生クリーム
ココナッツオイル
鶏皮
バターコーヒーやココナッツオイルコーヒーなど、ホットドリンクに混ぜると飲みやすいです。
人によって「ココナッツオイルでは下痢気味になったけど、バナーなら大丈夫」などそれぞれ合う脂合わない脂があるため、 1つずついろいろな脂を試してみてくださいね。
水分を増やす
カチコチになって痛い場合は、水分が足りていない可能性が高いです。
寝る前にノンカフェインの温かい飲み物を飲んだり、日中も水を意識して多く飲むようにしましょう。
のの字マッサージをする
お腹に手を当てて、ひらがなの「の」の字を書くようにやさしくマッサージしてください。
繰り返して行うと腸が動きやすくなります。
運動やストレッチ
前屈や後屈、腰回し、腹筋などお腹周りを中心に体操してみましょう。
こちらの動画も参考になるかもしれません。
普段から歩く習慣がないとは、散歩など歩くだけでも良い運動になります。
酸化マグネシウムを使う
最終手段としては病院で酸化マグネシウムを処方してもらう方法もあります。
酸化マグネシウムは昔から便秘薬として使われており、水分を吸収する性質があるため便を柔らかくするとともに、便のかさを増やして腸に刺激を与えてくれます。
気になる副作用ですが、目立った副作用のないのが酸化マグネシウムの特徴です。
ただし心臓や腎臓が悪い人の場合は、注意が必要です。
必ず内科で相談の上、処方してもらいましょう。
まとめ
食生活を切り替えると、いったん便秘になる事はよくあることです。
腸内細菌が安定してくるまでの我慢ですね。
バターやラードは潤滑油のような役割をしますので、積極的に摂取していきましょう。