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グルテンフリーダイエットとは?効果と口コミをまとめてみた!
レディーガガやミランダ・カーなどハリウッドセレブが実践し、話題となっているグルテンフリーダイエット。
そもそもグルテンフリーとは何?という方や、本当に効果があるの?と気になっている方へわかりやすくお伝えします。
グルテンフリーとは
Gluten Free(グルテンフリー)とは、食べ物からグルテンを排除する食事療法です。
グルテンとは、小麦やライ麦、大麦、などに含まれるタンパク質の一種で、グルテニングとグルアジンという2種のタンパク質が絡まって構成されます。
グルテンは、食物に弾力や粘り気を出したり、膨らませる役割をします。
グルテンを含む食品とは?
グルテンは、パン、うどん、ラーメン、お好み焼き、パスタ、サンドイッチ、パンケーキ、ピザ、天ぷら、トンカツ、肉まん、餃子の皮などあらゆる食品に使われています。
逆に食べれる食品は、お米や肉、魚、豆腐、サラダ、とうもろこし、じゃがいもなどはグルテンを含まないので食べてOKです。
なぜ注目されるようになったの?
グルテンフリーは、もともとセリアック病というグルテンを食べると小腸が炎症を起こし、必要な栄養吸収ができなくなる病気の方向けに症状の改善を図るために生み出された食事療法でした。
この食事療法をアレルギーではない人も取り入れた結果、体質改善ができた、ダイエットができたと話題になり、ハリウッド女優やモデルがこぞって取り入れたことで人気に火が付いたというわけです。
現在では、美容や健康に関心の高い人々に注目され、アメリカではグルテンフリー食品が増えています。
医学的な根拠はない?
専門家のなかには、ストイックなグルテンフリーダイエットに警鐘を鳴らす人たちもいます。グルテンを含む穀物には、鉄分や亜鉛、葉酸などのビタミンB類、カルシウムなどの栄養素が含まれているからです。
しかしながら、現代の日本人の食事では、パスタにラーメン、うどんにピザなどグルテンを含む食品がとても多いですよね。必要以上にグルテンを食べるのはやはり問題ではないでしょうか。次章では、グルテンフリーダイエットの効果をお伝えします。
グルテンフリーダイエットの効果は?
欧米では3ヶ月で10~25キロ減量する人も多いそうですが、なぜグルテンフリーを生活に取り入れることで、ダイエットになるのでしょうか?
食欲をコントロールできる
アメリカでは、グルテンを含む小麦食品には中毒性があると言われています。たしかにケーキやラーメンが無性に食べたくなったりしますよね。グルテンを含むジャンクフードにはこれも中毒性があるとされるトランス脂肪酸が使われることも多く、グルテンを使った食品を食べれば食べるほど、もっと食べたくなるというダイエットの負のスパイラルに…
後の口コミでも紹介しますが、グルテンフリーをすることで無駄に食べていた食欲をコントロールできるようになった人が多いようです。
血糖値の上昇を防ぐから太りにくい
小麦にはグルテンとともに、でんぷんの「アミロペクチンA」を多く含みます。アミロペクチンAは、血糖値の急激な上昇をもたらし、肥満ホルモンとも呼ばれるインスリンの分泌を促します。
小麦食品を食べないことで、血糖値の急上昇を緩やかにし、太りにくい体質へとなっていきます。
疲れにくくなる
アミロペクチンAによる血糖値の上昇は、上がるのも早いですが下がるのも早いです。そのため、小麦食品はエネルギーに変わりやすいですが、血糖値が下がるとお腹も空きやすく(そしてまた食べたくなる)、疲れ・だるさ・精神的不安を感じます。
グルテンフリーを実践すると、血糖値の波がゆるやかに保て、集中力が長続きする効果が期待できます。
アンチエイジング効果
グルテンフリーダイエットの著者であるエリカアンジャルさんによると、グルテンは腸を刺激し、肌荒れ・ニキビの原因になるとのこと。
また、シミ・シワ・たるみなどの老化を早める要因の1つに肌の糖化がありますが、アミロペクチンAは、この糖化を促す働きがあるそうです。
グルテンフリーを行うことでアンチエイジング対策も期待できます。
生理前のイライラ・生理痛を軽減
東洋医学的に昔から言われているのは、小麦は体を冷やす食品ということ。体が冷えると、頭痛がしてイライラしたり生理痛の症状も重くなりやすいです。
パンや麺類を控えることで、体の冷えを防ぎ、生理のイライラを予防することができると考えられます。
グルテンフリーダイエットの口コミ
グルテンフリーダイエットを実践した方の口コミを集めました。
- 2週間で2キロ減りました
- 2ヶ月で5キロ痩せてます!
- 以前ほどお菓子が欲しくなくなった
- 生理前の異常な食欲がなくなった
- 小麦製品をやめたら1ヶ月で1キロ減った
- ニキビの悩みがなくなって、キメも細かくなった
などグルテンフリーダイエットで成功した人もいれば
- 朝はパン派だし、パスタも大好きなので続きませんでした
- 最初の数日を乗り切って1ヶ月続けたけど、サンドイッチを食べたら食欲再開。
- やっぱりグルテンはやめられませんでした
- アレルギーではないからグルテンフリーをする意味がわからなくなって、今はゆるい糖質制限やっています
など、合わなかったという人も。
成功した人にも共通することですが、最初の数日は小麦の禁断症状が出る人が多いようです。
・集中力が落ちて頭がぼんやりする
・体に力が入らない
・とにかく甘いものが食べたくなる
これが小麦の中毒性があるといわれる理由でしょうか。
禁断症状は数日~数週間でなくなるそうですが、それに耐えられるかどうかが成功・失敗の分かれ道になりそうです。
まとめ
グルテンフリーダイエットとは、単に「小麦食品を食べて痩せましょう」というものではなく、ジャンクフードをやめたり、日頃の食生活の乱れを見直し、体質改善を行うことが大きな目的です。
そのため、グルテンフリーを徹底すればすぐに痩せるなどといった即効性が期待できるダイエット方法ではありません。
ダイエット効果を期待するなら、糖質制限食などと組み合わせて行うと効果的です。