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糖質と炭水化物の違いとは?表示の見方と調味料の注意点!
短期間で効果が出やすい糖質制限ダイエットですが、炭水化物抜きダイエットとか、低炭水化物ダイエットと同じじゃないの?と思っていませんか?
糖質制限ダイエットと炭水化物抜きダイエットとの違いや、栄養成分表示で「糖質」のの項目がないときの見方、調味料を使うときの注意点についてお伝えします。
糖質と炭水化物の違い
炭水化物は、糖質と食物繊維でできています。
つまり、
糖質=炭水化物-食物繊維
です。
「炭水化物抜きダイエット」というと、糖質・食物繊維の両方を意味してしまいます。
しかし実際には、食物繊維は便秘を予防したり、血糖値の上昇を緩やかにしたりダイエットには不可欠な栄養素です。
炭水化物抜きダイエットをしていると便秘になってしまう理由の1つが、炭水化物を抜くことでこれまで摂っていた食物繊維の摂取量が減ってしまうことにあります。
どちらのダイエットでも、減らしたいのは「糖質」だけ!
そのため、よりやることが明確な「糖質制限ダイエット」や「低糖質ダイエット」と表現するのがよいでしょう。
炭水化物≠糖質
炭水化物を減らそうとすると一緒に食物繊維も減らしてしまうことが多い
糖質は穀物以外にも含まれている
糖質制限をする場合、気をつけるべきは穀物だけではありません。
炭水化物といえば、ご飯、パン、小麦、麺類などが思い浮かびますが、野菜や果物にも糖質は含まれています。
炭水化物は穀物のみだと勘違いして、じゃがいもやかぼちゃなどを主食の代わりにしてしまうと、全く糖質制限になりません。
食材(食品)ごとに糖質の高いもの・低いものを見分けられるようになりましょう。
糖質表示の見方は?
加工品の多くには、1つひとつ栄養成分表示がされており、それを見るだけで糖質がわかるのでとても便利です。
ですが「糖質」の項目がないときがあります。
糖質の項目がない場合
例)クッキー1枚当たり
熱量 43kacal
たんぱく質 0.5g
脂質 2.2g
炭水化物 5.2g
ナトリウム 300mg
食物繊維 4.0g
この場合糖質と書いていないので、上述した通り
炭水化物-食物繊維=糖質
この場合なら
5.2-4.0=1.2(g)
の糖質になりますね。
食物繊維の項目もない場合
熱量 43kacal
たんぱく質 0.5g
脂質 2.2g
炭水化物 5.2g
ナトリウム 300mg
であれば、食物繊維の含有量がとても少ないことが予想されるため
炭水化物=糖質
として換算しましょう。
この場合なら、5.2gですね。
糖質制限ダイエットでは調味料にも注意!
よくカロリー制限ダイエット中にサラダを食べるときはドレッシングを気をつけようと言われるのと同じく、糖質制限においても調味料にも注意が必要です。
例えばカロリーの高いバターだって、糖質ゼロなので問題なし!
逆にそれほどカロリーの高くないトマトケチャップは、大さじ1あたり3.8gと糖質がしっかり含まれています。
せっかく糖質制限をするなら、調味料も少し意識して効果的に行いたいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
糖質と炭水化物の違いはもうばっちりですね!
なんだか制約が多いと思われたかもしれませんが、食べれるものさえわかれば糖質制限はカロリー計算よりも簡単ではないかと思います。