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おからと卯の花の違いは?賞味期限や保存方法で長持ちするのは?
2015/09/18
低糖質・低カロリーでダイエットの救世主とも言われるおから。
スーパーで購入しようと思ったら、おからがない…卯の花しか売っていなかった!
という経験はありませんか?
今日はおからと卯の花の違い、おからの賞味期限や保存方法についてお伝えします。
おからと卯の花の違いは?
おからとは?
おからとは、豆腐を作るときにできる副産物ですね。
大豆から豆腐のもととなる豆乳をしぼりとった後、残ったのがおからになります。
おからの「から」は、「空っぽ」や「中身のない外皮」という意味から由来しています。
大豆 - 豆乳(豆腐)= おから
おからと卯の花
結論から言うと、おからと卯の花は同じものです。
初夏に白い小さな花を咲かせるウツギという花があり、おからをその花に見立てて「卯の花」と呼ぶようになりました。
また、白い雪にたとえて「雪花菜(きらず)」とも呼ばれます。
「きらず」の読み方は、包丁を使う必要がないところから名付けられたとか。
意味を知ると、「おから」より「卯の花」と呼びたくなりますね。
「おから」といっても栄養はすごいんですよ。
高栄養価食品!タンパク質、ビタミンB1、カルシウムなどを多く含みます。
特に、食物繊維はおから50gを摂るだけで、1日に必要な食物繊維量の約1/4を摂ることができます。
ダイエット中の便秘に悩む人にはぜひ取り入れてほしい食材ですね!
大豆イソフラボンや大豆サポニンなど美容にも嬉しい成分も人気の理由のひとつです。
おからの賞味期限は?
ヘルシーで栄養満点なおからですが、賞味期限はどうなのでしょうか?
実は、おからは豆腐と同じように賞味期限の短い食材です。
お豆腐屋さんで買ってきた簡易包装(ビニール袋のテープで留めただけ等)のおからの賞味期限は、冷蔵保存で1~2日ですね。
スーパーで「卯の花」などの名前で売っているおからは、加熱殺菌&密封保存されているため、生おからより日持ちします。
保存は冷蔵庫で行い、賞味期限内に食べましょう。
乾燥して粉末化したおからパウダーは、賞味期限が最も長く、常温で保存ができます。
おからの保存方法
生おからは冷蔵庫では数日しか持ちませんので、すぐに食べない場合は冷凍保存がおすすめです。
我が家でも買ってすぐに、その日に食べる分だけ残して残りを冷凍しています。
おからの冷凍方法
冷凍するときは、ジップロックなどの冷凍保存袋に入れ、空気を抜いて平らに伸ばします。
このまま保存するとカチカチになって全部くっついてしまうので、割り箸などで使いやすい大きさずつに溝を付けます。
使うときは、冷凍のままその部分をパキッと折って使います。
長期保存するときは、フライパンで乾煎り(orレンジで乾燥)してから冷凍すると味が変わりにくくなります。
冷凍おからの解凍方法
味噌汁などのスープ系に使うなら鍋にそのまま入れてもよいですし、炒めものなどに使うときは電子レンジで解凍して使います。
おわりに
栄養豊富で腹持ちもバッチリなおからは、カロリー制限でも糖質制限でも強い味方となってくれます!
我が家では用途に合わせて生おから・冷凍おから・おからパウダーを使い分けています。
美容・健康・ダイエット、様々な嬉しい効果が期待できるおから、食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。