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冷やご飯ダイエットの効果とやり方は?冷凍してもいいの?
今までダイエットの天敵と思われていたご飯ですが、ご飯を冷やすと太りにくい物質に変わることがわかってきました。
なぜごはんを冷やすだけでダイエットになるのか?そのメカニズムと、冷ご飯ダイエットを成功させるコツについてお伝えします。
冷やご飯ダイエットはなぜ効果があるの?
炊きたての温かいままで食べるご飯は、血糖値を上げやすいので太りやすいですが、冷やすことで血糖値が上がりにくくなるのです。
一度炊き上げたご飯を冷やすことでレジスタントスターチという消化吸収しにくい難消化性デンプンに変化します。
温かいご飯なら小腸で全て吸収されてしまうんですが、レジスタントスターチに変化したご飯は消化吸収しにくいものになっているので大腸まで届き、腸内環境を整える働きをしてくれます。
お通じを促してくれるので便秘の解消に繋がります。
また、消化吸収されにくいことで摂取カロリーが低くなる効果もあります。
これはご飯だけではなくうどんやパスタ、じゃがいもなどにも当てはまります。
ですが、この食べ方だからドカ食いしても良いということではないので注意しましょう。
冷やご飯ダイエットのやり方は?
1日の1食(1膳)のご飯を冷やご飯にします。
他の2食は普通で良いですよ。
炊いたご飯をラップに包み、冷蔵庫で冷やします。
おにぎりにして海苔を巻き冷やすと食べる時そのまま食べれるのでいいですよ。
お弁当の場合、冷やしたものをお弁当に入れ保冷剤をつけるか、冷蔵庫があるならおにぎりを持っていき職場で冷やして食べましょう。
朝、昼、夜どのタイミングを冷やご飯にすればいい?
1日1食を冷やご飯にする冷やご飯ダイエット…
朝を冷やご飯にする人もいれば、夜にする人もいます。
それぞれのメリットは…
朝…腸内環境を整えるのに一番良い時間帯
昼…運動量の多い時間帯
夜…一日の内一番高カロリーな食事をするので体重をしっかり落としたい人に良い時間帯
夜は寝る3時間前までには食事を済ませ、出来れば9時以降は何も食べないようにしましょう。
どれくらいの時間冷やしたらいい?
冷蔵庫で1時間ほど冷やし、食べる前の30分前に冷蔵庫から取り出しましょう。
(時間は冷蔵庫の効き具合やご飯の熱さで時間が前後します)
食べる時はレンジで温めなおしていいの?
熱々に温めなおすと冷やした時に変化したレジスタントスターチがなくなり、ダイエット効果がなくなってしまいます。
30分前に冷蔵庫から出して常温に戻すのは問題ありません。
どうしても冷たいご飯は食べにくいという人は触って温かくない程度であればレンジで温めてもいいですが、ダイエット効果は落ちることがありますのでご注意を!
冷やご飯ダイエットは冷凍じゃダメ?
この冷やご飯ダイエットはご飯を冷やすことが重要ですが、冷やし方は冷凍でも大丈夫なのでしょうか?
実は、消化吸収されにくいレジスタントスターチに変化するのは、炊いたご飯を時間をかけてゆっくり冷やした時に変化するんです。
冷凍のように急激に冷やしてしまうと変化がないのでダイエット効果が期待できないということ…
冷凍したご飯を温めることで通常のご飯と同じに戻ってしまいます。
冷やご飯にする時は、冷蔵庫で時間をかけて冷やしましょう。
コンビニで買ったおにぎりも一度冷蔵庫で冷やすと冷やご飯ダイエットに適したご飯になりますよ。
冷ご飯ダイエットの効果を倍増させるコツ!
よく噛んで食べる
冷やしていると米粒が固いので自然と咀嚼の回数が増えます。
よく噛むことで満腹中枢を刺激できるのでしっかり意識して噛みましょう。
発酵食品と合わせて食べる
キムチやぬか漬けなどの発酵食品を合わせて食べると、さらに腸内を良い環境にしてお通じを良くしてくれます。
まとめ
冷やすと変化するレジスタントスターチは消化しにくいことで腹持ちもいいので無駄な間食を防ぐことも出来ます。
冷やご飯ダイエットに合わせて野菜をしっかりとるとさらに効果的ですよ。
ジューサーがあれば、朝食に野菜スムージーを作っても良いですね。
朝から面倒という人には、無塩トマトジュースが取りやすくおすすめです。